COLUMNS カラダコラム

牛乳が身体にいいはもう古い!?乳製品が引き起こす身体への影響って?


小さい頃から飲んでいた牛乳、学校の給食でも必ず飲まれるほど私たちの生活では当たり前のものになっています。

また多くの乳製品にも、牛乳は使われています。

しかし、最近では牛乳は身体によくないという情報が出回っています。
はっきり言うと、牛乳ではなく牛乳や乳製品に含まれる乳糖に問題があるようです。

そこで今回は乳糖が私たちの身体にどのような影響を及ぼすのかをご紹介します。

【牛乳が身体にいいはもう古い!!】
1-1乳糖による影響

今の日本はアイス、プリン、シュークリーム、クリームたっぷりのグラタンにパスタ
というように多くの乳製品が出回っています。

乳製品を摂取してお腹がゴロゴロしたり、下痢などの症状になったことがある人は
多いのではないでしょうか?
実はそれこそ乳糖による症状なのです。

乳製品をとっても何も起こらない方は、
症状が出るほどの乳製品を摂取していない場合が多いです。

1-2日本人は乳糖を上手く処理できない

乳糖は主に牛乳などからできた乳製品に含まれています。

乳糖(ラクトース)は消化酵素(ラクターゼ)により分解されますが、
この消化酵素(ラクターゼ)が少ない「乳糖不耐症」の方が多いのです。

日本人の約85%ほどの人が乳糖不耐症といわれています。

1-3乳糖により起こる症状

主に乳糖により起こる症状としては、下痢ではないでしょうか?
身体に入った乳糖は腸で分解されるのですが、乳糖不耐症の場合は分解することができません。

分解されなかった乳糖は腸の中に残り、水に溶け込みます。
水に溶け込むことで腸の中の浸透圧を上げてしまい、浸透圧性下痢を引き起こしてしまうのです。

1-4オススメの乳製品

普通の牛乳を使った乳製品は比較的脂肪分が多く含まれています。
そこでオススメの乳製品を紹介します。

「無脂肪ヨーグルト」
ヨーグルトを食べる方は多いのではないでしょうか?
いくら身体に良いとはいえ、脂肪や糖分を摂ってしまっては良くないです。
無脂肪の物にして、甘みはフルーツで付け足すようにしましょう。

ダノン 「オイコス」
このヨーグルトは無脂肪に加えて、タンパク質も約10g前後も摂れる
ダイエットや間食に適した商品です。

基本的にはどの種類も無脂肪ですが、砂糖を使っているものが多いため
砂糖不使用のものを選びましょう。

【乳糖不耐症の対処法】

乳糖不耐症の対処法としては
 
乳糖の含まれている乳製品の摂取を控えるのが一番良いでしょう。
乳製品により起こるのであれば、まずは摂取を控えれば良いだけの事です。

また、乳糖不耐症を改善するという方法もあります。
連日牛乳を飲むなどして、腸内の消化酵素(ラクターゼ)を活性させるというものです。
要するに牛乳への耐性を強くするというものになります。

しかし、こちらの方法は必ずしも耐性が強くなるとは言い切れないのでオススメできません。

【まとめ】

いかがでしょうか?
今まで当たり前のように飲んでいた牛乳が
身体に良くないなんて考えたこともなかったですよね?

今のフィットネスや食事情報は、とてつもない早さで新しくなっています。
当たり前だったことが当たり前ではなくなり、より良い情報が出回っています。

今一度、自分の運動や食事が合っているのか調べてみてはいかがでしょうか?