【保存版】まちがってた!?糖質制限の落とし穴と成功するためのコツ
最近流行りの糖質制限ダイエット。
ダイエットはしたことありますか?と聞くと、
ほぼ半数以上は、一度は経験したことがあると答えます。
しかし、やってみてどうかと聞くと「上手くいかなかった」、「自分には合わなかった」
というように成功者は少ないようです。
そこで今回は糖質制限の落とし穴、成功するコツをご紹介します。
皆さん糖質とは何かご存知ですか?
多くの方が勘違いされていることとして糖質は炭水化物と思っている方が多いです。
大まかに言えば、正解になりますが
炭水化物=糖質+食物繊維
になります。
という事はもちろん主食となる【ごはん、パン、麺類】には糖質は含まれています。
しかし糖質を細かく考えると、【砂糖、果糖、麦芽糖】といった物も含まれます。
糖質制限で抑えなくてはいけないのは
炭水化物はもちろんの事、砂糖などの細かい部分まで抑えなくてはならないのです。
「糖質制限を始めてから一週間で体重が5キロ近くも落ちた!!」
なんて経験ありませんか?
実はこれ全然痩せてないんです。
・・・えっ!?どういうこと?と思った方が多いと思いますが
確かに体重の数値だけ見れば変化は大きいです。
しかし、糖質というものは体内で糖質1:水分3という割合で結びついています。
糖質制限をすることにより、結びつきがなくなるため体外に水分が排出されるのです。
始めたての急な体重変化は、水分が出ていったことによる体重減少になります。
そこからが糖質制限の始まりと言ってもよいでしょう。
また、糖質制限をすることにより、普段よりも体内に水分を蓄える量が減ってしまうため
いつも以上に水分補給を徹底しましょう。
糖質制限を始めた方がよくなりやすい事として便秘が挙げられます。
糖質制限で炭水化物を抜くことにより、炭水化物に含まれる食物繊維も摂らなくなってしまいます。
そうすると腸の働きが悪くなり、便秘になってしまうのです。
糖質制限中はなるべく自炊を心掛けましょう。
砂糖などの調味料を避けなくてはならない点から
外食をしてしまうと調味料や濃い味付けの料理が増えるため、
ヘルシーな食材でも味付けで糖質を摂ってしまいがちになります。
また、コンビニなども
保存期間を確保するために様々な化学調味料が使われています。
脂肪燃焼を促すためにも、
出来るだけ自炊を心掛け、クリーンな物を食べるようにしましょう。
糖質制限中は糖質の代わりに脂質がエネルギーとして使われやすくなります。
という事は、普段よりも脂質の量を増やす必要があります。
しかし脂質の量を増やすと言っても
ただ脂物を食べればいいというわけではありません。
魚、ココナッツオイル、えごま油、亜麻仁油といった良質な油は
エネルギーになるのが早いため、効率よくエネルギーとして使われやすいです。
また糖質を抑えるのと同時に脂質も抑えすぎてしまうと、
全体的なカロリー不足になってしまうため脂質、タンパク質はしっかりと摂るようにしましょう。
先ほどの食物繊維不足になるという点から、
食事からの食物繊維の量を増やさなくてはなりません。
野菜類や海藻類に多く食物繊維は含まれています。
特にきのこ類には不溶性食物繊維、海藻類には水溶性食物繊維が含まれています。
大まかに
水溶性食物繊維(便を柔らかくする)
不溶性食物繊維(便の量増し)
と覚えておきましょう。
糖質制限は多くの方が実践したことのあるダイエット方法であり、成功者も多いです。
しかし、ただ単に炭水化物を抜けばよいわけではないことがお分かりいただけたでしょうか?
カロリー制限、糖質制限、様々な種類のダイエット方法がありますが
制限する代わりに、何かを補うというように
どれもこれだけをやれば大丈夫という方法はないと思います。
ダイエットを始める前にまずは計画を立ててから実践するようにしましょう。