COLUMNS カラダコラム

【減量法】短時間で筋肉を落とさず脂肪を減らす筋トレ方法

せっかくつけた筋肉を減量で減らしたくない!!

でも脂肪を減らすために有酸素運動しなきゃ…
実は脂肪燃焼の効果も得られる筋トレ方法があるんです。
今回はHIITと呼ばれるトレーニング方法を紹介していきます。

1.HIITとは

高強度インターバルトレーニングと呼ばれるトレーニング方法です。
「High
 Intensity Interval Training」の頭文字をとって「HIIT」です。
短時間で強度の高いトレーニングと休憩を繰り返し行っていくものです。
例えば、

(エアロバイク30秒+休憩60秒)×10セット
(スプリント10秒+休憩20秒)×10セット
(バービージャンプ20秒+休憩40秒)×10セット

といった形のメニューを全力で行うことによって効果を得ることができます。

2.HIITの3つの効果
2-1.筋肉を減らさずに脂肪燃焼の効果を得られる

ダイエットの基本的な流れは、

筋肉を増やす
  ↓
基礎代謝を上げる
  ↓
有酸素運動の効率を上げて脂肪を燃焼

ですが、一定の負荷で長時間有酸素運動を続けると脂肪とともに筋肉まで減らしてしまう場合もあります。

長時間の運動を続けると、カラダの中に蓄えられていたエネルギーが枯渇し、それを補うために筋肉を分解してアミノ酸を放出させるようになります。
つまり、結果として筋肉が減ってしまうのです。

しかし、有酸素運動で高い効果を得ようとするとどうしても長時間運動を継続する必要が…でもそうすると筋肉が減って代謝が…

HIIT筋肉の分解が始まる前に十分な脂肪燃焼効果を得られるため、筋肉量を維持したまま脂肪を減らしていくことができます。

2-2.短時間でカロリーを消費できる

HIITは脂肪燃焼、カロリー消費にとても有効なトレーニング方法です。
HIIT
と一般的な有酸素運動を行った場合の皮下脂肪の燃焼を比べた研究では、HIITは有酸素運動の9倍もの効果を得られたそうです。
つまり、15~20分程度のHIITでジョギング1時間を超えるカロリー消費ができるんです。
僕はこれを知ってバカバカしくて有酸素運動をやらなくなりました笑

2-3.アフターバーンエフェクトを得られる

アフターバーンエフェクトとは、EPOC(運動後過剰酸素消費量)と呼ばれる、強度の高い運動をした後に起きる代謝が活発になる生理現象のことです。
EPOC
最大で72時間程度続くと言われ、しっかりHIITを行えば、週2~3回程度の運動でも代謝、つまり高い脂肪燃焼効果を維持できるということになります。
HIIT
のように強度の高い運動を行うことで、より高いEPOCを得ることができます。

3.まとめ

短時間で高い効果を得られるHIIT
とてもキツイ運動ですが、取り入れてみてはいかがですか?