現代人の眼の疲れに潜む2つの要因と対策
最近目の疲れが取れない・・・
肩が凝って凝ってしょうがない・・・
というお悩み相談を頂くことがあります。
例えば、
・身体の不調
・肩こり、倦怠感
・頭痛
・めまい
・吐き気
・目の不調
・目が疲れる、ぼやける、かすむ
・目が痛い、充血する
・目が重い、しょぼしょぼする
・まぶしい
・涙が出る
これらの症状が出ているなら、目の疲れが原因で起こっている可能性が高いです。
そこで、今回の記事では、目の疲れが溜まりやすくなってしまう原因と
その対処法について解説していきます。
人間は約八割の情報を目から得ています。
現代人が一日に得る情報は、
江戸時代では一年分、平安時代では一生分の量に値すると言われているんです。
だから、目が疲れてしまうのは当たり前。
人類史上、最も目が疲れる時代なんです。笑
はたらく人の90%が目の疲れ・痛みについて悩んでます。
眼は入ってくる光を感知し、脳に伝える大切な働きをしています。
が、他の臓器と違い、唯一外部にさらされているため、
直接的なダメージを受けやすい部分です。
蓄積されたダメージは眼病を引き起こし、眼の老化を促進させることがあります。
ブルーライトとは、青色光で、強いエネルギーを持ち、目の奥の網膜まで影響を与えます。
主に、スマホ・ゲーム・パソコン・テレビなどからブルーライトは発せられています。
ブルーライトが網膜へ届くと、活性酸素が発生し、網膜・黄斑部の細胞にダメージを与え、加齢黄斑変性の発症を加速させます。
年齢と共に発症する眼病。
見るために大事な部分である黄斑部がダメージを受け、
視界が暗くなったり、歪んで見えたりする目の病気。
紫外線が眼へ入ると、
80%以上は角膜で吸収、角膜を通過した紫外線のほとんどが水晶体で吸収されるのですが、
残りの1~2%は、眼の奥の網膜まで到達してしまうのです!
角膜に紫外線があたると、角膜が炎症を起こし、強い目の痛み、充血といった角膜炎の症状が出ることがあります。
さらに、紫外線を多く浴びるほど網膜にダメージが蓄積されるため、白内障などの眼病を引き起こすこともあるのです!
眼球の中の「水晶体」がにごり、進行するにつれ物が見えにくくなる病気。
水晶体は、カメラのレンズのようなもので、
本来は透明で光をよく通す所だが、遺伝や加齢など、
色々な影響を受けて少しずつ白くにごっていく。
紫外線にはサングラスやコンタクトレンズ、帽子等の利用が有効的です。
紫外線をカットできるものを選ぶことは当然ですが、
人間の瞳は、色の濃さに比例して瞳孔が開くため、色が濃いものを使用するとより多くの紫外線が瞳に侵入してしま可能性があります。
意外ですよね?
ですから、色は薄いものを選びましょう!
また、サングラスは正面からの紫外線には有効ですが、
側面から入りこむ紫外線は防ぎきれないため、レンズの大きいもの、
目を覆うようにピッタリとガードするタイプのものを選ぶと良いです。
帽子はつばの幅が広いものが効果的。
サングラスとつばの広い帽子を活用し紫外線をしっかりと防ぐことができます。
ブルーライト対策に効果的なものは、まずディスプレイそのものの明るさを下げて、光の影響を少なくすることです。
ディスプレイの明るさ全体を下げることで、青色光も軽減させることができます。
また、色調を調節して青色光のみの輝度を下げるということも効果的。
ブルーライトカット眼鏡やブルーライトを自動調整によって軽減するアプリ、
スマホやパソコンの画面そのものをフィルムで覆って対策をするというのもできます。
眼の各部分に必要な栄養をしっかりと摂取し
食生活から眼の健康を手に入れることも大切です。
以下の栄養素を積極的に食事に取り入れていきましょう!
【角膜】角膜を健康に
ビタミンA 例:にんじん
【水晶体】水晶体の老化を防ぐ
ビタミンC 例:レモン
【網膜】網膜・黄斑を守り、活性酸素から目を保護
ルテイン・ゼアキサンチン 例:マリーゴールド
【視神経】視神経の働きを強化
アントシアニン 例:ブルーベリー、DHA 青魚
人間にとって眼は最も重要な臓器の一つ。
今から実践できる対策で、いつまでも健康な眼を手に入れましょう