COLUMNS カラダコラム

お家で簡単!温めて治す、つら〜い肩こりの解消法!

最近肩こりが酷くて・・・
 
ドンドン冬に近づくこの季節、
この悩みを抱える人は少なくないと思います。
 
今回はそんなお悩みの原因と
お家で簡単にできる肩こり解消法をお教えします!
 
 

1.ひどい肩こりの基準とは?

ひどい肩こりには、一般的な肩こりと違い、
症状にいくつかの特徴があります。
 

まずは、ご自分の症状がひどい肩こりに当てはまるかチェックしてみてください。
下記の症状が当てはまる方は、ひどい肩こりに分類される症状の方になります。
 

・症状が長い間続いている
・痛みが、刺すような鋭い痛みになる
・肩こり以外にも症状が出ている

 
 

1−1.ひどい肩こりの症状

肩こりは、勉強やゲームなど何か集中することを連続して行うと起こります。
 
ですから、休憩したり体をほぐせば、通常の肩こりはだんだんと軽減していきます。
ところが、ひどい肩こりはあまり回復せず、ずっと継続します。
 
人によっては、小学生くらいから肩こりが始まり、
成人して以降も常に肩こりを感じて生活している場合があります。
 
こういった肩こりの症状が長い間続く場合は、
肩こり以外の症状が病気と関係していることがあります。
 

痛みが、刺すような鋭い痛みになる

肩こりは、ズシーンといった表現で表されるような、鈍い痛みが一般的です。


ところが、ひどい肩こりになると、
手のしびれや針で刺したような鋭い痛みを伴います。


 
肩の筋肉疲労だけであれば、こういった鋭い痛みやしびれはありませんので、

関節の炎症である神経痛(四十肩)などの可能性があります
 

肩こり以外にも症状が出ている

ひどい肩こりの場合、肩こりだけでなく、
 

・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・便秘
・下痢
・微熱
・不眠症
・体のだるさ
・疲れがとれない
・手足のしびれ

 
といった症状が伴います。
これらの内容に該当する場合は、普通の肩こりではなく、
ひどい肩こりだと考えられます。
 
 
 

2.そもそも肩こりの原因は?

 
ひどい肩こりの原因は、一つではありません。
大きく分類すると、
 

・筋肉と骨格からくるもの
・神経性のもの
・心因性のもの

 
の3つに分類することができます。
 
 

2−1.筋肉と骨格からくるもの

同じ姿勢を続けていることや、偏った姿勢を続けることで筋肉が疲労し、
血管が圧迫されることで血流障害を起こします。
 
筋肉に必要な栄養が届かなくなり、筋肉から痛みを感じる物質が発生します。
 
そして、さらに筋肉を固くさせるという悪循環を繰り返します。
 
また、筋肉が固くなることで骨格も変形し、
いわゆる悪い姿勢が続くようになります。
 
その他、加齢により筋力が低下して、骨格が変形することで肩こりになる場合もあります。
 
こういった筋肉が固くなる過程で、末梢神経も傷つけられ、
痛みを感じる物質が分泌されて肩こりを感じるようになります。
 
 

2−2.神経性のもの

神経性肩こりの場合、首の骨(頸椎)の間から出ている神経を圧迫することで起こります。
猫背などの悪い姿勢や頸椎ヘルニア、加齢でも起こります。
 
脳の神経である三叉神経も首の骨(頸椎)の近くを通るため、
肩こりだけでなく偏頭痛を伴うもの、手のしびれを伴うものがあります。
 
 

2−3.心因性のもの

心因性は、別名でストレス性と呼ばれています。
心因性によって大きく影響を受けるのは、自律神経です。
 
自律神経とは、体の働きを自動的に調整している神経で、
交感神経・副交感神経の二種類があります。
 
日中に活動する時は交感神経が優位に働いています。
睡眠など体を回復させるときには、副交感神経が優位に働きます。
 
これらは体が自動調整しているのですが、
ストレスを受けると交感神経と副交感神経の優位を切り替えるスイッチがうまく働かず、
交感神経がずっと優位に働いてしまいます。
 
交感神経が優位になると、筋肉は常に緊張した状態になります。
そのため、血管が収縮して血液の流れが悪くなり、
栄養や酸素が筋肉に届きにくくなります。

筋肉は固くなり痛みを感じる物質も分泌されて悪循環となり、
肩こりがどんどんと悪化していきます。
 


肩こりだけでなく、不眠症になったり、
疲労がなかなか回復しない、
だるいといった症状を伴うことが多くあります。

 
現代社会は、昔よりもストレスが多い社会となっているため、
心因性のストレスが原因で自律神経のバランスを崩す人が多いと考えられます。

 
このため、肩こりだけでなく、自律神経の乱れによる病気が増えています。
 
 
 
 

3.がちがちな肩こりを治すには?

肩が楽になる方法を行って肩こりの原因を減らしていきます。
 
例えば、自律神経を整える、体の姿勢を整える、

筋肉をほぐす等は肩こりに効果があります。
 
今回は日用品を使ってお手軽かんたんに、

慢性的な肩こりを解消出来る方法を10個ご紹介します!
 
 

3−1.「使い捨てカイロ」で、肩こり解消

直接肌に長時間つけていると「低温やけど」の原因になりますから、
ハンカチにくるむか、下着の上からあてるようにします。
 
 

3−2.「蒸しタオル」で、肩こり解消

熱湯(やけどに注意)につけるか電子レンジで温めた硬く絞ったタオルを、
首の付け根・肩の中央に当てます。
 
 

3−3.「ドライヤー」で、肩こり解消

ドライヤーの温風を患部にあてます。
近づけすぎてやけどしないように注意します。
 
 

3−4.お風呂やシャワーを使って肩こりを楽にする。
《肩こり解消効果を高める入浴方法》

 
温めることで、血行が良くなり、こりを効果的にほぐしてくれます。
 
毎日なにげなく入っているお風呂ですが、
ここでは、もうちょっと肩こり解消効果を高める
お風呂やシャワーを利用するポイントをご紹介します。
 

シャワーで打たせ湯

水圧を高めにし、やや熱めのお湯を、首や肩に直接かけます。
 
時間は5分~10分程度
いわゆる「打たせ湯」のようなマッサージ効果でこりを和らげます。
 

温・冷入浴

まず、カラダをじゅうぶんに温めるために、
ぬるめのお湯(40~42度)に10分ほどつかります。
その後、冷水(15~20度)のシャワーをあてます。
そしてまた5分ほど湯船につかります。
 
これを5回くらいくりかえし、最後に湯冷めをしないよう、
じゅうぶんにカラダを温めてからあがります
 

お風呂でストレッチ

湯船の中では、浮力がはたらくので、
関節などに負担を少なくして動かせます。
 
カラダを十分に温めてから、
湯船の中で肩を上下に動かしたり、前後に動かします。
 

ぬるめのお湯に長めにつかる

熱すぎるお湯は、逆効果。
抹消血管が収縮し、湯冷めもしやすくなります。
 
ぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。
好きな香りの入浴剤を使用することで、リラックス効果と保温効果も高まります。
 

毎日入浴する

疲れを溜めないことが大事です。
毎日お風呂に入って、ストレスと疲れをその日のうちに取りはらいましょう。
 
 
 

4.まとめ

いかがでしたか?がちがちの肩こりを直して健康な体を取り戻しましょう!