COLUMNS カラダコラム

トレーニング頻度が多いと、効果が出にくいってホント?

トレーニングをほぼ毎日やっているのに体が大きくならない。
トレーニングをするやる気がでない。
 
この状況はどうすれば改善するのか?
 

トレーニングの頻度は高いのに体に変化が見られない、
やる気がでないというのは「オーバートレーニング」という現象がきています。
 

オーバートレーニングとは、
トレーニングのやりすぎで慢性的に体が回復に追いつかない状態のことで、
疲労が積み重なった長期的な症状のことを言います。
 

 

1.オーバートレーニングになると現れる主な3つの症状

 

1−1.トレーニングの効果が体に表れない

 
適切なトレーニングを一定期間行えば筋肉が大きくなったり、
脂肪が落ちたりして体に変化が見られるものです。
 
しかしオーバートレーニングの状態に陥ってしまうと体は大きくならず、
むしろ脂肪が増え筋肉が減るということが起こる可能性もあります。

 

 

1−2.トレーニングで扱う重量が変わらない

 
ベンチプレスやデッドリフトなどの基本的な種目で
長い間重量に変化がみられない場合は
オーバートレーニングに陥っている可能性があります。
 

 

1−3.トレーニングに対してのやる気が起こらない

 
トレーニングを頑張りすぎた結果、
トレーニングを行う気力がなく、義務のように感じることがあります。
 
そのときはいくらトレーニングしてもいいパフォーマンスをすることはできません。

 

2.オーバートレーニングを防ぐために注意すべきこと

 

2−1.自分に合ったトレーニング量

オーバートレーニングに陥る原因として、
トレーニングの頻度・強度が高すぎることがあります。
 
それぞれ自分に合ったトレーニング頻度、
ウェイトの重量を設定することが重要になります。
 

2−2.十分な休養をとる

トレーニングが好きな人や体を変えたいと強く思っている人は
毎日のようにトレーニングをする人もなかにはいるかと思います。
 
しかし毎日のようにトレーニングを行っていると
疲労がとれず怪我をおこしてしまう可能性もあります。
 
また、筋肉は休んでいるときに大きくなるものです。
 
ですので、休養もトレーニングの一環として取り入れることはとても大切なことです。
 

まとめ

 
今回はオーバートレーニングについて説明してきましたが、
この現象にならないためには自分に合ったトレーニング頻度と強度、
そして体を休ませることがとても大切になってきます。
 
トレーニングをすることも大事ですが、
疲労がたまってきたときは思いっきり休むことも大切です。