COLUMNS カラダコラム

タンパク質、1日どれくらい摂ったらいい?

筋トレを頑張ってるけどタンパク質ってどれくらい摂ればいい?
 
というご質問を頂きます。
 

そこで今回の記事では、タンパク質の適切な摂取量に関して
説明していこうと思います。
 

0.タンパク質とは?

 
タンパク質とは、人間の体を作る必須栄養素の1つで
筋肉・臓器・皮膚・毛髪・血液など
人体の大部分はタンパク質で構成されています
 

そのため、とレーニングをしている人にとっては
欠かせない栄養素なのです。
 

1.理想的な”タンパク質の摂取量”とは?

 
今回はスポーツなどをしていて、
運動量が多い方のタンパク質の摂取量になります。
 

タンパク質摂取量の目安は、
体重の1.2~2/1000gです。
 
ですので、体重75kgの方の1日の摂取量の目安
として90g~150gとなります。
 

 

近頃、どこのコンビニでも買えるサラダチキン一個当で、
20g程度のタンパク質が摂れます。
 
個数でいうと
サラダチキンを5個食べれば1日の必要な量になりますね。
 
時間がないときや空腹感があまりないときは
プロテインシェイクを飲みましょう。
 
プロテイシェイクは運動後に飲むイメージがありますが
飲むタイミングはいつでも問題ありません。
 

2.タンパク質は摂りすぎてもダメ!?

 
タンパク質は足りなくても多すぎてもカラダに害を及ぼします。

一日の総エネルギー量 (Kcal)におけるタンパク質の割合は12~20%程度にしてください。
 
タンパク質は4Kcal/gです。
これは学校給食実施基準での数値です。
 
また「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省発表・2015年)では、
タンパク質の摂りすぎによる健康障害の研究結果ははっきりとしたものはまだない、
としていますが、20%以上摂った場合の健康リスクについての各国の研究を引用しています。
 
これにより「念のため、20%以下にとどめましょう」という指針となっています。
 

一日に1800Kcal必要な方の場合、
タンパク質の限界量は1800Kcal×0.2=360Kcalであり、これはタンパク質90gです。
 

この割合を超えて摂取すると以下のようなリスクの可能性が指摘されています。
 

・糖尿病
・心血管疾患
・がん
・骨量の減少
・BMIの増加(肥満)

 
過度な高タンパク質ダイエットを行わないようにしましょう。
 

 

3.まとめ

 
タンパク質は人間の体を作るうえでとても重要な栄養素です。
 
筋トレをしている人やハードな仕事をしている方は
特に摂取量を増やすと良いですが、
摂りすぎはガンや病気のリスクがあるので気をつけましょう。