COLUMNS カラダコラム

怪我を予防しながらトレーニング!!お年寄り、女性にもオススメなトレーニング

1年半ほど前、交通事故に遭い、

変形性腰椎症、坐骨神経痛という怪我で


一時は大好きなサッカーもできず、トレーナーとして働くことも諦めかけていました。
 

立ち上がることも痛みで顔をゆがめるほどだった私が


たくさんの方の協力で、

今では自分の体重より重いバーベルを背負って

スクワットできるようになりました。

 


周りの方に感謝すると共に、

私のように苦しむ方を少しでも減らすことができればと思い

再びトレーナーとして働くようになりました。
 

今回は私がリハビリを終えてから

本格的に筋力トレーニングを導入しはじめたときのトレーニング方法をご紹介します。

 
軽い重さでしっかりとトレーニングができるので、

女性や高齢者の方にとてもオススメです。
 

また、筋肥大効果もあるので、

普段のトレーニングがマンネリ化してきた方もぜひ取り入れてみて下さい。
 

 

1.その名もスロートレーニング

 
方法としては、普段のトレーニング動作をゆっくり行うだけ。
 

その名もスロートレーニング!!!!(そのまんま笑)
 

2.なんでゆっくりやるの?

 
特に重要視したいのが筋肉を伸ばす動きです。

 
例えばスクワット、腰を降ろす動きをゆっくり行ってみましょう。



きついですよね。

でも、それを大事にしていきます。
 

2−1.カラダの中で起こっていること

 
では、このとき
カラダの中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。
 
スクワットの動きを例に解説していきます。
 
膝を曲げると、大腿四頭筋というフトモモ前側の筋肉が緊張し、

血管が圧迫され、血流が悪くなります。
 

ゆっくりと立ち上がると、

スムーズに立ち上がったときと比べて大腿四頭筋が緊張している時間が長いので、

血流が滞り、酸素が供給されづらいので、速筋が優先的に使われます。
 

膝を曲げる動作もゆっくりと行うことで同様に速筋が使われます。

 
速筋は太くなりやすい、つまり筋肥大させやすく、

かつ力を発揮する筋繊維なので、

筋肉を大きくしたい方、アスリートにもオススメできます。

また、軽い重量で十分な負荷をかけられるので、

筋力に不安のある高齢な方や女性、
怪我等でスポーツから離れていた方に
特に推奨したいです。
 

筋力強化は怪我の予防にも繋がります。

怪我の予防のためのトレーニングで怪我をしては本末転倒ですので、
こ
のトレーニング方法を試してみてはいかがでしょうか。
 

 

3.まとめ

 
トレーニングはハードになればなるほど怪我のリスクも高まります。
 
重量を軽くし、リスクを減らしつつ、
負荷を維持できるのがこのトレーニングの最大のメリットです。
 
ぜひ一度試してみて下さい。