成長期に筋トレをすると身長が伸びない?学生のトレーニングのお悩みをトレーナーが解決
「成長期に筋トレをすると身長が伸びないってホント?」
学生でジムを通うことを考えている方の
ほとんどが不安に思うことだと思います。
スマートフィットをはじめ、
フィットネスクラブには
学生様向けのお得なコースがあることが多いにも関わらず、
あまり学生の方が入会されない大きな原因はこの迷信のせいだと思います。
そう…迷信なんです。
今回はトレーニングをしたい学生の方の不安を解消していければと思います。
よく言われるものだと
・重いものを持つと重力に引っ張られて背が伸びない
・筋肉は硬いから骨が伸びなくなる
・子供は関節を痛めやすい
という説がありますが、これらにはぶっちゃけ科学的根拠がありません。笑
まずはこの3つの迷信の嘘について説明していきますね。
カラダにかかる負荷が成長にまで影響を与えるとは考えづらいですし、
そもそもそこまで重い重量はなかなか扱えないと思います。
筋肉がそこまで硬くなってしまったら動けません。笑
よく言われる根拠ですが、大きな間違いです。
むしろトレーニングを行うことにより成長ホルモンが分泌され、
成長が促されることもあります。
また、「関節を痛めやすい」と批判されることもありますが、これも誤りです。
関節を痛める原因は
・無理なフォームで重量を扱う
・十分な休息をとらない
・そもそもフォームが崩れている
といったところにあり、
このようなトレーニングをすれば大人子供関係なく関節を痛めます。
一昔前、部活動等でうさぎ跳び等の
自重を使った激しいトレーニングが行われていました。
むしろこういったトレーニングの方が悪影響です。
自分の体重をジャンプさせ、勢いをつけて着地するわけですから、
関節への負担はかなりのものになります。
また、体重は急に軽くしたりできません。
腕立て伏せやスクワットもフォームの崩れや、筋力が追いついていない生徒には悪影響です。
ジムでのトレーニングは扱える重量で行えますし、
トレーナーのフォームチェック等で怪我しづらく、効果の出やすいトレーニングができます。
むしろジムでマシンを使ったトレーニングの方が安全で効果的なのです。
しかし、闇雲にトレーニングをすればよいという訳ではありません。
ここでは私が指導経験のあるサッカーを例に紹介していきます。
10歳以下の子供たちを、「ゴールデンエイジ」と呼びます。
この年代では神経系が非常に成長します。
ボールを扱ったり、ステップを覚えたり、バランス能力を得たり…
こういった点に重点をおくので、この年代は筋トレを行いません。
外遊びや実際のプレーの中で必要な筋力をつけていきます。
この年代はカラダが大きく成長します。
身長、体重はもちろん、呼吸器、循環器系も大きく発達します。
持久力をつけるのに最適な年代となっており、
筋トレよりも心肺機能を高めるランニングや、小学生時期に体得した動きやプレーを習熟させ、何度も繰り返すことのできる持久力をつけていきます。
この年代は筋力の成長がピークを迎えます。
私はこの年代から、
マシン等で扱える重量から筋トレを取り入れていくべきだと思っています。
これまでに身につけ、習熟させたプレーを
筋力によって、
よりはやいスピードでパフォーマンスすることができます。
学生スポーツとしても集大成を迎える時期ですし、
そこでのパフォーマンスを向上させるのに、筋力はとても大きく貢献してくれます。
このように年代によって伸ばすべき筋力、能力等は違います。
その年代にあったトレーニング方法を取り入れることが、
一流アスリートを目指す最短ルートなのではないでしょうか。
どこのフィットネスクラブも、
高校生以上であることが条件になっているかと思います。
裏を返せば、高校生以上であれば筋トレは推奨されているということなのです。
スマートフィットでも高校生向けのコースをご用意しています。
筋トレをするか否かで
間違いなくパフォーマンスに差が生まれます。
正しいフォームとトレーニング方法で周りにも自分にも差をつけましょう。
パーソナルトレーナーをつけることも非常にオススメです。
ぜひお声掛け下さい。お待ちしております。