COLUMNS カラダコラム

生理中はトレーニングやらないほうが良いの?

「生理前って食欲が止まらない・・・ 」
「生理中は身体が重くて動く気になれない」
「生理中ってトレーニングはお休みにしても良いの?」

女性なら、気になってしまう疑問点だと思います。

生理中は筋トレを控えたほうがいいのか?
またダイエットに関してはどうしたらいいのか?

健康に視点をおいた時にどう判断すればよいのか?

今回の記事では「生理中のトレーニング」というテーマをベースに
あらゆる疑問にお答えしていこうと思います。

1.生理中は普段通りにトレーニングしてもオッケー!

 
生理中だからと言って特別にトレーニングを制限する必要はありません

貧血になりやすい女性も多いので、極端にキツイトレーニングは避けたほうが良いですが、
基本的に普段通りにやってもらって構いません。

むしろ、生理中は

実は

筋肉が

つきやすいんです!

その理由を、今から「ホルモン」の説明から順番にしていきます。

2.生理と女性ホルモン「プロゲステロン」

生理前にはプロゲステロンの分泌が増えます。

プロゲステロンは妊娠した時に赤ちゃんを守るためにお肉つきやすくし、
身体に有害な紫外線なども赤ちゃんに浴びさせない為に自分が栄養を吸収しようとします。

プロゲステロンの分泌が多い
感情が不安定になったり肌荒れや便秘などをおこします
 

「女性ホルモン」には、

「エストロゲン(卵胞ホルモン)」
「プロゲステロン(黄体ホルモン)」

があります。「エストロゲン」は排卵前の卵胞期に増加し、
「プロゲステロン」は月経前の黄体期に増加します。

エストロゲン」は妊娠前の準備をするホルモンで、
胎児が育つように子宮を体内で十分な大きさにする必要が有るために
内臓脂肪を燃焼させる働きがあり、
これが排卵前は痩せやすいと言われる原因です。

3.プロゲステロンと筋肉の関係

そして「プロゲステロン」は妊娠に備えて
脂肪や水分を体に溜め込んで、筋肉をつけにくくする働きがあり、
これが生理前に体重が増加する原因です。

「女性ホルモン」である「エストロゲン」の分泌量は
生理後から増加し始め、排卵前になると低下し始めます。

「プロゲステロン」の分泌量は排卵前から増加し始め、
生理前に低下し始めます。

そのため生理中は「女性ホルモン」の分泌量が少ない状態です。
「女性ホルモン」には、脂肪を体に蓄えたり、
筋肉の合成を妨げたりする働きがあるので、
「女性ホルモン」の分泌量の少ない時期である生理中は、筋肉がつきやすいといえるんです。

4.まとめ

 
生理前は女性ホルモンの1つ
プロゲステロン…別名「妊娠を助けるホルモン」「ブスホルモン」の分泌増加により、
感情不安定や食欲増加、むくみや冷えなどで体重が2~3キロ増えてしまうという人も・・・

イライラするし、ダイエットして食事も控えているのに痩せない、身体は重くて怠い、、

「も~生理なんて嫌~っ」という方いらっしゃいますが、
筋肉をつける1番良いタイミングは実は生理中なんです。

もう一度言います。

筋肉をつける1番良いタイミングは

実は生理中なんです。

生理=筋肉をつけるアタックチャンス=痩せやすい身体になるチャンス

身体が重くても、ストレッチしてみる→軽くウォーキングをすると
身体がだんだん元気になってきます。

その後トレーニングすると筋肉発達につながり、
痩せやすくて太りにくい身体作りができるます。

生理になり身体が重くてモチベーションが上がらない時に

この

「生理=筋肉をつけるアタックチャンス=痩せやすい身体になるチャンス」
思い出していただくと、気持ちも楽になるはずです。

ですが、無理は禁物なので、ご自身の体調をみながらトレーニングをする決めてくださいね!