COLUMNS カラダコラム

がんの原因にもなる活性酸素を抑制しよう!喫煙は百害あって一利なし

・活性酸素って何ですか?
・喫煙が身体に悪い理由を具体的に教えてください。
・活性酸素の大量発生を抑えて若々しくあり続ける為にはどうしたらいいですか?
 

今回の記事ではこういった質問にお答えしていきます。
 

 

1.活性酸素とは?

 
活性酸素とは、様々な酵素が反応したり、
ミトコンドリアという細胞内にある小器官がエネルギーを作り出す際に生まれるものです。
 
正常なときは細菌と闘い、病気の原因を取り除いてくれます。
 
ただ、増えすぎてしまうと身体に悪影響を及ぼすこともあるんです!!
 
大量発生した活性酸素は、たとえるなら「身体のサビ」のようなもの。
 

サビが身体の中に残っていたら当然身体に悪いですよね。
 

 

2.喫煙が身体に悪い理由って?

 
喫煙という行為は、前述した通り身体のサビとなる活性酸素を大量に発生させます
 
タバコ内に含まれるタールは活性酸素を作り出す成分が多く入っているのと、歯の着色の原因にもなってしまいます。
 

 
活性酸素を大量発生させてしまうので、
その活性酸素が健康な細胞までをも傷つけ、
血行不良を引き起こし、口臭、老化、肌トラブルの原因を引き起こします。
 

血液もドロドロになってしまうため、
動脈硬化等の心臓疾患やガンのリスクも大幅に高まるのです。
 

・・・・いいことが一つもないですね。
 

 

3.活性酸素の大量発生を抑えて若々しくあり続ける為にはどうしたらいいですか?

 

3−1.悪習慣を断つ

 
喫煙をはじめ、
 

・活性酸素を増やす原因になるストレス
・激しい運動
・糖分・加工食品の多量摂取
・食べ過ぎ
・お酒の飲み過ぎ

 
といった悪い習慣を断つ、又は極力減らしましょう。
 

3−2.栄養価の食品を積極的に摂る

 
アンチエイジング・抗酸化作用の高いビタミンA・C・E、
ポリフェノールを多く含んだ食べ物やサプリメントを積極的に摂取することが大切です。
 

オススメの食品としては
 

・アボカド
・小松菜
・ブロッコリー
・にんじん
・たまねぎ
・にんにく
・トマト

・ベリー系のフルーツ
・チョコレートに含まれるカカオ

など
 

カラフルな野菜や果物は抗酸化成分の宝庫です。
 
積極的にとっていくことで、若々しさを保つことができます。
 

 

3−3.その他の注意点

 
激しい運動・・・大量にエネルギーを消耗してしまうと、自覚がなくても身体がストレスを感じてに活性酸素が発生、増加します。それは歳を重ねれば重ねるほど、その傾向が高まるんです。
 

糖分・加工食品の多量摂取・・・気軽に摂れる加工食品には、活性酸素を発生させやすくする化学物質が多く含まれており、白砂糖は麻薬と同じで中毒性が高いです。
 
現代に生きる私たちの暮らしは、24時間営業のファストフード店やレストラン、コンビニが充実し非常に便利だけれども、食生活をそればかりに頼りすぎてしまうと、大変なことになります。

また、加工された食品や白砂糖には
活性酸素を発生させやすくする化学物質が含まれているので、太りやすくなります。
 

食べ過ぎ・・・消化・吸収のエネルギーで内臓に負担がかかり、活性酸素の発生量が増えていきます。
 

お酒の飲み過ぎ・・・肝臓でアルコールを分解する際に、活性酸素が大量に発生します。飲酒は筋肉の成長をも妨げます
 

まとめ

 
喫煙をメインに活性酸素を多く作り出してしまう行為をいくつか挙げましたが、
いちばんの美容と健康の敵は、ストレスです。
 
ストレスを溜めてしまうことです。
 
ストレスが増えると、どんなに身体に良い化粧品、食べ物、サプリメントを摂っていても、
活性酸素を発生させやすい状態にしてしまいます。
 

残念ながら、生きていくうえでストレスを絶対的に失くすことはできません。
 
何故なら、ストレスは楽しい時間でもかかっているものだからです。
 
しかし、それらを個人の工夫によって極端に減らすことはできます。
 
ストイックもほどほどに、健康的な食生活や適度な運動で、
習慣の見直しからはじめてみてはいかがでしょうか。