【質問】腹筋を割るためにはどうしたら良いですか?意識すべき2つのポイント
「腹筋を割るにはどうすればいいですか?」
という質問はジムの会員様に最も多く頂く質問です。
そこで、今回は、腹筋を割りたい人のために
「これだけ意識しておけば、必ず腹筋は割れるよ!」
という2つのポイントについて解説します。
・『正しく』腹筋を鍛える
・お腹の脂肪を落とす
この2点です。
正しく腹筋を鍛える。
「そりゃ当たり前でしょ!」って話ですが、意外に多くの人が
『正しく』腹筋を鍛える
ということが出来ていません。
筋肉の凹凸を盛り上げるには、腹筋をトレーニングして筋肉を大きくしなければなりませんが、やみくもに運動したところでお腹の筋肉は大きくなりません。
筋肉を大きくする為のトレーニングで重要なのは、トレーニングの動作で狙った筋肉を使う事となります。
世間で一般的な運動の上体起こしも、実はフォームを間違えば、効果はなくなってしまいます。
要は、上体起こしをしてるんだけど、腹筋以外の筋肉を使ってしまっているので、中々腹筋に筋肉がつかない…といったことが起こるんです。
今回は腹筋を割る為のトレーニングをする際に狙った筋肉(腹筋)を使えるようにする為に意識しておきたい「コツ」を紹介します。
ここから、腹筋が割れていくための1番大切な「コツ」をお話します。
腹筋を割るためには、「腹筋を使う」という動作が必要なんですが、そもそも「腹筋を使う」とはどのようにしたらいいのか?
【筋肉を使う】とは、その筋肉を縮める事を指します。
例えばダンベルをつかって上腕二頭筋を鍛える時も腕を曲げますよね。
あれは、腕の上腕二頭筋を「縮める」ことによって筋肉を使っているのです。ダンベルの重さが重くなればなるほど、強く縮める力を必要とするので、筋肉は強化されていきます。
ですので、動作時に鍛えたい筋肉がグッと収縮(縮めることが)できていれば、それは狙った筋肉を使えている、すなわち筋肉を大きくする為の運動ができていると言えるのです。
鳩尾と骨盤の距離を縮める事で腹筋が最大収縮します。
一般的な上体起こしも、上体が上がった所で鳩尾と骨盤の距離が縮まっていなければ、腹筋以外の筋肉をメインに使用して動作をおこなっている事になってしまいます。
誰でも簡単に腹筋運動時に腹筋を収縮できる方法は、
腹筋動作時に片手を鳩尾に、もう片方の手を骨盤(へその拳1個分下)に置き、
その手の距離が縮まるように動作時意識するだけです。
余裕があれば距離を縮めた時に腹筋を添えた片方の手で押してあげ、腹筋が硬くなっていれば最大収縮できていることになります。
腹筋を割る為にがむしゃらに回数をこなした所で理想とする腹筋は手に入りません。
まず腹筋を割る為には【腹筋を大きくしないといけない】、
大きくするためには【運動時に狙った筋肉を使う】が重要であることを説明しました。
ちなみに腹筋運動以外でも狙った筋肉を縮める意識をするコツがありますので、
それはまた別の記事で紹介しますね。
腹筋、がんばって下さい!