筋肉が脂肪に変わるってホント?嘘?
皆さん、「筋肉は脂肪に変わる」というウワサ
一度は耳にしたことありませんか?
昔は部活もやっていたし、定期的に体を動かしていたけど
運動する機会が減り、筋肉がなくなりブヨブヨになった。
本当に脂肪に変わってしまったのではないか・・・
今回はそんな筋肉と脂肪の関係について説明したいと思います!
筋肉と脂肪はそもそも材料から違います。
筋肉の材料はタンパク質。
一方、体脂肪の材料は脂質です。
なので、筋肉が脂肪に変わることはありません!!
逆に、脂肪が筋肉に変わることもありません。
多くのケースが
「摂取するエネルギー(kcal)>使用するエネルギー」
となっているパターンです。
つまり、
今までは運動することで
食べた物(エネルギー)を消費していたのが、
運動量が減ったことでエネルギーの消費量が減り、
余ったエネルギーが体脂肪として蓄積されていっている、
という状態です。
また、時間がたつにつれて使われなくなった筋肉は
「いらない物」として減らされていきます。
筋肉量が減ると基礎代謝が下がり一日の消費カロリーが減る。
つまり痩せにくい身体になる負の連鎖・・・
(基礎代謝とは一日になにもしなくても消費されるカロリーのこと)
結果として筋肉が脂肪に変わったのではなく、
筋肉が減り、脂肪が増えただけ。
しかも基礎代謝も下がり痩せにくい身体になるというおまけつき・・・
そしてなんと恐ろしいことに・・・!
むくみの原因はアルコールや塩分の摂り過ぎなど色々ありますが、
一番の原因は「筋肉を使わないこと」
筋肉はポンプの役割も持っていて血流やリンパの流れに影響します。
つまり筋肉量が減るとことはむくみやすくなるということ。
筋肉の減少は基礎代謝が下がるだけでなく、
むくみやすい身体になり、
知らず知らずのうちに痩せにくい身体へとなっていっているのです。
筋肉と脂肪は全くの別物です。
筋肉が落ちたからといって脂肪に変わることも、
脂肪が筋肉へ変わることもありません。
また、ダイエットにおいて筋肉というのは必要不可欠な存在です。
筋肉を増やし、基礎代謝を上げ、
痩せやすい身体、むくみ知らずな身体をゲットしましょう!