筋トレは血圧を上げないの?高血圧の人にオススメのトレーニング方法!
「健康診断の結果を見てジムに通わなきゃと思った」
ジムに通い始める時に意外と多いのがこういった理由です。
しかし、気になるのが、
「血圧高いんだけど、トレーニングして大丈夫?」
「低血圧ですぐに体調悪くなるんだけどどういうトレーニングをしたらいいの?」
といったお悩みです。
今回はそういった方へオススメのジムでのトレーニングをご紹介します。
人間の体内では、心臓の動きに合わせて血管に血が送られます。
このとき、血流が血管を押すことでかかる圧力を「血圧」といいます。
血管の太さ、固さ、血液の粘度によって血圧は変わります。
この血圧が「高くなる」と高血圧!と呼ばれる状態になるわけです。
ところで、高血圧だとどういった点が良くないのでしょうか。
血の圧力が上がるって一見すると何が悪いのかわかりませんよね。
解説していきます。
高血圧状態が続くと、血管が傷ついたり、
固くなったりと動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化が進行すると、命に関わる病気に繋がってしまうため、
一刻も早く改善することが望まれます。
逆に低血圧だとどうなるのでしょう。
血圧が低いと、カラダの中を循環する体液が減少し
細胞や臓器で酸素や栄養が不足するためカラダがだるく感じるようになります。
血圧の低下が進むと脳の血液量が足りなくなり、
めまいや立ち眩みを引き起こす原因にもなります。
結論から言うと控えた方がよいでしょう。
筋肉は使っているとき緊張し、血流が悪くなります。
力を抜くと筋肉は緩み、
血液が一気に流れ出し、血圧が上昇します。
この時、血管が細かったり固かったり、
つまり血圧の高い方はカラダへの負担が大きくなります。
医師と相談したうえでトレーニングをすることをオススメします。
また、歩いたりバイクを漕いだりといった
有酸素運動は高血圧解消に有効です。
ランニングマシンはコンクリートの上を歩くよりも
関節への負担を減らすことができます。
食事と有酸素運動によって血圧を安定させてから
筋力トレーニングをするとよいでしょう。
血圧がやや高いといった方は7~8割程度の重さで、
息を止めずに行うことを意識しましょう。
筋力トレーニングによって平常時の血圧は下がるといわれています。
体調と相談しながら取り組みましょう。
水分不足や酸欠が主な原因です。
トレーニングを呼吸を止めて行うと、
酸欠状態になると共に血圧も急上昇し、
頭痛の症状があらわれることもあります。
水分補給をしっかり行い、
体内の水分の循環をスムーズにするとともに、
呼吸をしっかり行いながらトレーニングを行うことをオススメします。
低血圧は筋力トレーニングによって改善されます。
特に足の筋肉は第二の心臓と呼ばれ、
下半身の血液を上半身に押し上げるポンプのような役割を持つため、
ここを意識してトレーニングに取り組むとよいでしょう。
また、軽い重量で20回以上のトレーニングを行うと毛細血管が増え、
カラダの隅々まで血が巡り、冷え性の改善にも繋がります。
過去のお客様のなかにも、
トレーニングを続けるうちに冷え性が改善し、
血圧も正常値に戻っていた事例もあります。
筋力トレーニングによって血圧は正常値に戻ります。
無理のない範囲でぜひ取り組みましょう。