COLUMN コラム

ラットプルダウンの正しい使い方

ラットプルダウンとは?

ラットプルダウンは、主に広背筋(背中の大きな筋肉)を鍛えるマシン種目
「逆三角形の背中を作りたい」「姿勢を改善したい」「代謝を上げたい」という方に効果的です。

初心者でも比較的安全に扱えるマシンなので、背中トレの定番として取り入れたい種目です!


🔧 ラットプルダウンの使い方(基本フォーム)

▶ セットアップ

  1. シートの高さを調整
     → 足が床にしっかり着き、太ももがパッドで固定できる高さに調整します。
  2. バーの幅を握る(やや広めの順手が基本)
     → 肩幅より拳1つ分広く、手のひらが前を向くように握ります。

▶ フォームと動作の流れ

  1. 背筋を伸ばし、やや斜めに上体を倒す(10〜15度)
  2. 肩甲骨を下げる意識で、バーを鎖骨あたりまで引き下ろす
  3. ゆっくりと元の位置まで戻す(背中を伸ばすイメージ)

🔁 10〜12回×2〜3セット(慣れるまでは軽めの重量でフォーム重視)


🎯 ラットプルダウンで鍛えられる部位

  • 広背筋(背中の下部〜外側)
  • 僧帽筋(首のつけ根〜肩まわり)
  • 上腕二頭筋(二の腕の表側・サブで使われる)

背中全体を使うため、代謝アップ・姿勢改善・引き締め効果にも◎!


❌ よくあるNGフォームと改善ポイント

NG動作改善ポイント
バーを“後頭部”に引いてしまう鎖骨〜胸のあたりまででOK。肩を痛めやすいので注意!
上体を大きく後ろに反らして引く体幹は軽く倒す程度。反動を使わず、背中で引く意識
肘を前に出してしまう肘は身体の真横を通るように下げると広背筋に効く
重量が重すぎて勢い任せまずは軽めでフォームを安定させてから重量UPを目指す

✅ ラットプルダウンを効かせるコツ

  • 肩甲骨から動かす意識を持つ(肩をすくめない)
  • バーを握りすぎず、肘で引くイメージ
  • ゆっくり下ろして、ゆっくり戻す(2秒:2秒)
  • 背中に“効いてる感覚”をつかむまで無理に重量を上げない

💬 まとめ:ラットプルダウンで背中を正しく鍛えよう!

ラットプルダウンは、背中トレーニングの入門編として非常におすすめな種目。
フォームさえ意識すれば、自宅トレよりも効率よく背中を引き締めることができます!

「引く」動作をマスターして、バランスの良い美しい姿勢&逆三角形ボディを目指しましょう!