COLUMN コラム

現代人の眼の疲れに潜む2つの要因と対策

「最近、目が疲れる」「夕方になると視界がぼやける…」
そんな“眼の疲れ”を感じていませんか?

実はそれ、ただの「使いすぎ」だけではありません。
現代人特有のライフスタイルが、目に深刻な負担をかけているんです。

この記事では、眼精疲労の2大要因と、今日からできる対策法をご紹介します!


要因① デジタルデバイスによる“ブルーライト過多”

スマホ・パソコン・タブレット…
私たちは一日の中で、平均7〜10時間以上も画面を見ていると言われています。

ブルーライトは可視光線の中でも波長が短く、エネルギーが強いため、

  • 網膜への刺激が強い
  • 目のピント調整筋(毛様体筋)を酷使
  • 睡眠の質を低下させる(メラトニンの分泌を抑える)

など、目だけでなく自律神経にも悪影響を及ぼすとされています。


🔧 対策:ブルーライトのカット&目の負担を軽減しよう

  • スマホやPCの「ナイトモード・ブルーライトカット機能」を活用
  • 画面の明るさを環境に合わせて調整する
  • 1時間に1回は画面から目を離し、遠くを見る(20-20-20ルール)
    ※20分ごとに20秒、20フィート(約6m)先を見る習慣

要因② まばたき減少&ドライアイ

集中して画面を見ていると、自然とまばたきの回数が減少します。
通常、1分間に15〜20回ほどまばたきをしますが、画面作業中は半分以下になることも。

その結果、目の表面が乾燥しやすくなり、「ドライアイ」に…。

  • 目のかすみ・ゴロゴロ感
  • 涙が出るのに乾いた感じがする
  • 光がまぶしく感じる

といった症状が現れやすくなります。


🔧 対策:こまめなまばたき&目の潤いケアを

  • 意識的に“パチパチ”とまばたきを増やす(特に画面を見ながら)
  • 加湿器や目薬を活用して乾燥対策
  • ホットアイマスクで目元の血流を促す(1日1回、数分でも◎)

プラスα:目のストレッチもおすすめ!

  • 目をギュッと閉じて→パッと開く(数回繰り返す)
  • 眼球を上下左右・ぐるりとゆっくり回す
  • こめかみを指で軽くマッサージ

こうした**「目の体操」**を合間に取り入れるだけでも、目の筋肉の疲労をやわらげることができます。


まとめ:目は、現代人にとって“酷使されすぎている臓器”

目の疲れは、放置すると肩こりや頭痛、さらには睡眠の質の低下にもつながります。
スマホやPCと上手に付き合いながら、日常に小さなケア習慣を取り入れていきましょう。

あなたの目は、今日もずっと頑張っています。
“見え方の質”を守るために、いたわってあげてくださいね。