COLUMN コラム

がんの原因にもなる活性酸素を抑制しよう!

健康や美容に気をつけている人なら、一度は耳にしたことがある「活性酸素」。
この活性酸素、実はがんや生活習慣病、老化の原因のひとつとされているんです。

今回は、活性酸素とは何か?なぜ体に悪いのか?そして、どうやって抑えられるのかを分かりやすく解説します!


活性酸素とは?

活性酸素とは、体内で酸素を使ってエネルギーを作る過程で自然に発生する物質
本来はウイルスや細菌から体を守る大切な働きがあります。

しかし、増えすぎると正常な細胞を攻撃し、DNAを傷つけたり、細胞を酸化(サビ)させたりしてしまうのです。


活性酸素が増えすぎるとどうなる?

活性酸素の過剰発生は、以下のようなトラブルにつながります:

  • がん(遺伝子の損傷による変異)
  • 動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病
  • シミやしわ、肌の老化
  • 免疫力の低下

つまり、体の「サビつき」=酸化ストレスが進行すると、健康も美容も大きく損なわれてしまうのです。


活性酸素が増える原因とは?

活性酸素は以下のような要因で過剰に増加します:

  • 喫煙
  • 紫外線
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足
  • 激しい運動
  • 添加物の多い食品やジャンクフード
  • アルコールの過剰摂取
  • 大気汚染などの環境要因

日常の中で、意外と身近な原因が多いですよね。


活性酸素を抑える方法3つ

① 抗酸化物質を含む食事を意識しよう!

ビタミンA・C・Eポリフェノールカロテノイドなどの抗酸化成分は、活性酸素の働きを抑えてくれます。

\おすすめ食材/

  • 緑黄色野菜(にんじん・ブロッコリー・かぼちゃ など)
  • 果物(ブルーベリー・キウイ・アサイー など)
  • ナッツ類(アーモンド・くるみ)
  • 緑茶、赤ワイン、ココア など

② 質の良い睡眠&適度な運動を

睡眠中は体の修復と回復が行われ、酸化ダメージのリセットにもつながります。
また、ウォーキングやヨガなどの軽い有酸素運動は、活性酸素の抑制に効果的です。

※激しい運動は逆に活性酸素を増やすことがあるので注意!


③ ストレスケアを習慣に

精神的ストレスも活性酸素を増やす大きな要因。
リラックスする時間を意識的に作ることが、体内のバランスを整えるカギです。

\おすすめ習慣/

  • 深呼吸・瞑想
  • 入浴でリラックス
  • 自然の中で過ごす
  • 趣味に没頭する

まとめ:活性酸素を味方にしすぎない生活を

活性酸素は完全に「悪」ではありません。
でも、増えすぎたまま放っておくと、細胞を傷つけ、がんや老化の引き金になってしまいます。

日々の食事や生活習慣を少し見直すことで、活性酸素の害を防ぎ、体を内側から守ることができます。
“細胞レベルでキレイと健康を守る”習慣、今日から始めてみませんか?